地図投影法選択:

本システムの概要

本システムは、基礎的な地図投影法を学ぶために作成されました。地図投影法とは、三次元である地球上の位置を二次元である地図の平面上に対応させる方法のことです。

三次元である地球を二次元である地図で表現しようとした場合、全ての要素を表現することができません。必ず、何らかのひずみを生むことになります。よって、地図投影法では、その地図投影法が目的とした要素を正しく、それ以外の要素は正しくない地図を表現することになります。

地図投影法が目的とする要素は、距離、方位、面積、角度が挙げられます。距離が正しい図法を正距図法、方位が正しい図法を方位図法、面積が正しい図法を正積図法、角度が正しい図法を正角図法と呼びます。

本システムが扱う地図投影法は、基礎的な以下の図法となります。

  • 正距方位図法
  • アルベルス正積円錐図法
  • サンソン図法(正積図法)
  • モルワイデ図法(正積図法)
  • メルカトル図法(正積図法)
本システムの使い方

本システムは最初に緯度0°経度0°の地点を中心とした正距方位図法を初期状態として表示されます。

地図投影法の変更

地図投影法選択のプルダウンメニューを選ぶことによって、地図投影法を切り替えることができます。地図投影法を切り替えることによって、どのように同心円と大圏コースが切り替わるか確認してみましょう。

地図上の距離

本システムは最初に緯度0°経度0°の地点を中心とした正距方位図法を初期状態として表示されます。

緯度0°経度0°から等距離の円を以下のように配置しており、黄色:1,000km、緑色:2,000km、青色:3,000km、水色:4,000km、紫色:5,000km、黒色:10,000kmとなっています。

大圏コースの描画

また、赤色の線は、緯度0°経度0°地点から地図上の任意の地点への最短経路(大圏コース)となっています。地図上をクリック(タップ)することによって、地図上の好きな地点への大圏コースを描くことが出来ます。